ゲートウェイドラッグ理論は、大麻に当てはまるのか?その種類と反論について解説

ゲートウェイドラッグ理論は、大麻に当てはまるのか?その種類と反論について解説

みなさんこんにちは、GEISHA BRANDの髙橋です。「ゲートウェイドラッグ理論」という説を知っていますか?大麻、アルコール、タバコが「悪いイメージ」を持たれる根拠となっているのがゲートウェイドラッグ理論です。

大麻が本当にハードドラッグへの入り口=ゲートウェイなのか。この理論は大麻を否定しつつ、逆に大麻合法化を後押ししているとも言われ、さまざまな論説があります。

今回はゲートウェイドラッグとは何か、その論拠を徹底調査します!この記事を読めば、ゲートウェイドラッグ理論とその問題点について理解できるでしょう。

 

本記事の目次

  1. ゲートウェイドラッグ理論とは何か?
  2. ゲートウェイドラッグの種類を紹介
  3. 違法薬物と合法ドラッグの差異
  4. ゲートウェイドラッグに対する厚生労働省の懸念
  5. ゲートウェイ理論の検証
  6. まとめ

 

1.ゲートウェイドラッグ理論とは何か?

厚生労働省のウェブサイトでも触れられているゲートウェイドラッグ。

多くの大麻の違法性を支持する人々が、このゲートウェイドラッグ理論に賛同しています。

ゲートウェイドラッグ理論を裏付けるのは3つの根拠です。では、さっそくそれらを確認していきましょう。

 

① ゲートウェイドラッグにより、薬物全体へのハードルが低くなる

海外では大麻合法な国も多く、大麻入手が比較的容易です。

手頃な価格で、医療用途としても利用されており、「薬物デビューは大麻から」という人も少なくありません。

日本でも芸能人の大麻問題が絶えないことからもわかるように、違法であるにもかかわらず、初めての薬物経験が大麻であるという人はかなり多いようです。

 

② 大麻がハードドラッグの入り口になる可能性

大麻にはさまざまな有効成分が含まれています。

特に精神作用を持つTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、マリファナの主成分であり、強い依存性と中毒性を持っています。

そして、大麻の強い精神作用により、より強い依存性のある薬物を求めることになり、コカインやヘロインなどのハードドラッグに手を出すことになります。これがゲートウェイドラッグ理論の主な考え方です。

 

③ ドラッグ密売のコミュニティーとの違法なつながりが生まれる

ドラッグの密売が違法であることから、大麻を入手する際は違法な組織とのつながりが必要となります。

大麻の購入を通じて、ドラッグ密売組織との繋がりが生まれ、さらに強いドラッグへのアクセスが容易になるという考え方があります。

ただし、逆にこの考え方に対してはアプローチがあります。大麻を密売組織によって管理させないためには、大麻を合法化し、国が管理すれば良いという大麻合法化を後押しする意見もあります。

 

2.ゲートウェイドラッグの種類を紹介

「ゲートウェイドラッグ」とは、より強い依存性・中毒性を持つハードドラッグへの入り口とされています。

ここでは、どのような薬物がゲートウェイドラッグに含まれるのかを紹介します。

 

ゲートウェイドラッグとは、以下のような薬物が含まれます。

①たばこ

日本でもまだまだ吸う人が多い嗜好品であり、大麻と同様にゲートウェイドラッグの1つです。依存性があり、たばこを吸うことから大麻にも手を出す人もいます。

 

②酒・アルコール

嗜好品であり、ゲートウェイドラッグの代表的なものです。楽しみながら味わえる一方で、過剰な摂取がアルコール依存症を引き起こし、ハードドラッグへの誘因となることもあります。

 

③大麻 乾燥大麻

(マリファナ)、大麻樹脂(ハシシ)、液体大麻など、さまざまな形態があります。THC(テトラヒドロカンナビノール)による依存性・中毒性が高く、THCが含まれる大麻製品は日本では禁止されています。

 

その他のゲートウェイドラッグ

薬物には、MDMAやシンナーなどの幻覚剤、脱法ハーブなどの脱法ドラッグも含まれます。これらの薬物もゲートウェイドラッグの仲間として分類されます。

 

3.違法薬物と合法ドラッグの差異

「合法ドラッグ」と呼ばれながらも、実際には違法薬物であることは周知の事実です。合法とされているが、実質的には危険ドラッグ=違法薬物です。

危険ドラッグと麻薬・覚せい剤との違いは、化学構造にわずかな違いがあるだけで、本質的には麻薬と同じであり、麻薬以上の危険性を持つものも存在します。

 

4.ゲートウェイドラッグに対する厚生労働省の懸念

近年、未成年者による薬物乱用が増加しており、特に大麻=ゲートウェイドラッグについては、強い警告がなされています。

高校生向けの薬物乱用防止リーフレットにも、以下のように記載されています。

 

「大麻はゲートウェイ・ドラッグ」とされ、他の薬物を使用するきっかけとなる可能性が高いため、一回でも使用すべきではありません。

出典:mhlw.go.jp

 

最近、大麻のTHC含有量が増加している傾向がある
さらに、2016年に行われた麻薬取締局(DEA)による大麻の押収と解析では、大麻のTHC含有量が急激に増加しているとの報告がありました。
これは、大麻の製造販売業者が品種改良に注力していることの証拠です。
将来的にも、より強い効果が得られるより高い危険性を持つ大麻がさらに広まると予測されます。


5.ゲートウェイ理論の検証

大麻禁止派が支持するゲートウェイ理論に対しては、「根拠に乏しい」という反論が多く存在します。

例えば、1999年の全米科学アカデミーの医学研究所は大麻が他の薬物への飛び石(ゲートウェイ)だと証明する確固たるデータは存在しないと発表しています。

また、報道紙ニューヨーク・タイムズも具体的な根拠がないことからゲートウェイドラッグ理論を否定する記事を発表しています。

 

大麻の中毒性についての議論

大麻が本当にゲートウェイドラッグなのかについて、否定派の一つの主張として「大麻には中毒性がない」という立場があります。

しかし実際は、大麻にはアルコールやたばこと同じく、中毒性と離脱症状があることが証明されています

 

大麻の致死量に関する論点

薬物の過剰摂取による死亡はあるかもしれませんが、大麻についても同様なのでしょうか?

大麻の推定致死量は約680kgであり、一度に摂取するのは極めて困難な量です。つまり、大麻の過剰摂取は直接的な死因とはなりにくいようです。

しかし、錯乱や幻覚による事故や血圧上昇による他のリスクにつながる可能性は考慮すべきです。

 

ゲートウェイ理論の客観性に対する主張

ゲートウェイ理論は、大麻がハードドラッグへの扉になるとの懸念から生まれたとされます。

一部には、大麻を禁止したい派閥の主観的な理論だとする意見もあります。

先述の全米科学アカデミーやニューヨーク・タイムズの指摘通り、ゲートウェイ理論を立証するためのデータが不足しているという主張があります。そのため、ゲートウェイ理論は大麻肯定派からの批判を受けています。

 

バイデン大統領の疑問視する立場

バイデン大統領も過去にゲートウェイドラッグ理論について言及しています。

「大麻がゲートウェイドラッグなのかどうか、これまでの証拠は十分ではない」という発言は、大麻合法化への立場転換を意味するものではないようです。

かつて大麻禁止派だったバイデン大統領は、より客観的な立場を保つことを強調しています。

 

6.まとめ

今回は、ゲートウェイドラッグ理論について紹介しました。 この理論は、大麻などがハードドラッグの入り口となるという考えです。 ただし、この理論を裏付けるデータや因果関係はまだ示されていません。 大麻が本当にハードドラッグへの入り口なのかについては、まだデータが不足しており、反論も多いようです。

興味深いことに、大麻反対派だけでなく、大麻合法化(国による大麻コントロール)の支持にも繋がっているようです。

※G-MAGAZINEでは大麻関連の情報を提供していますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律で厳しく禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。

 

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